50代男性のメタボ対策|ダイエットにも効果的な簡単な食生活の改善法

スーパーの肉売り場を背景に「簡単に実践可能な食生活改善方法」の文字

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50代になると、生活習慣の影響でメタボリックシンドローム(メタボ)を指摘されるリスクが高まります。

けれど、極端な食事制限をする必要はありません

メタボ対策やダイエットは、日常の食生活を少し工夫するだけで良いんです!!

この記事では、50代男性がメタボを防ぐために取り入れるべき、簡単な食生活の改善方法を紹介します

【メタボ対策】食生活の基本

和食定食風のごはん

自分では普通に食べているつもりでも、30歳を超える頃から日常の消費エネルギーが減ってくるため、知らないうちに食べすぎの状態になりがちです。

ここではダイエットにも効果的なメタボ対策の基本戦略を紹介します!

この基本戦略を中心に食生活を見直せば、太りやすく、痩せにくくなった50代男性でもメタボのリスクを軽減できます!

腹八分目を守る食事法

聞いたことがあるかもしれませんが、食事を腹八分目で済ませることは、メタボ対策の基本です。
※腹八分目とは、満腹感を感じる前の適量を指します。

具体的には、一食ごとの食事量を少し減らし、食事の頻度を見直すことで、過剰なカロリー摂取を防ぎます。

50代男性向け実践方法
  • 小皿に分けて食べる
    わたし自身一人暮らしなので、ワンプレートになりがちです。
    けれど、おかずを分けて盛り付けることで、食べ過ぎを防ぐことができました。
  • 食事をゆっくりと摂る
    なかなか早食いグセが抜けないわたしです。そこで、噛む回数を数えることにしました。
    頭の中で数えているとはいえ、メンドーな作業です。けれど、早食いは改善されつつあります!
  • お腹が少し空いた状態で食事を終える
    「お腹いっぱいにする」という食事の意識を「これだけ食べる」という意識に変えました。
    もちろん、今までより30%ほど少ない量にしています。

良く噛んで食べると、食事量は減ります。
また、「物足りないな…」と感じても20~30分ほど我慢すれば、満腹中枢が反応するので満足できます!
わたしは、いつも食後20分くらいを集中して耐えていますw

これにより、体重管理がしやすくなり、内臓脂肪の蓄積を抑えることができます。

和食中心のバランスの良い食事

和食は、低カロリーで栄養バランスが良く、メタボ対策に適しています。
魚や野菜を多く取り入れ、ご飯を主食にすることで、自然とカロリーが抑えられます。

何かと「糖質制限」や「無糖」という言葉を見聞きしますが、主食(ご飯)をしっかり食べることがメタボ対策やダイエットには効果的です!
※しっかり食べる→お茶碗一杯程度(160~180g)

50代男性向け実践方法
  • 毎日の食事に魚を取り入れる
    もしかしたら50代一人暮らしだと難しいと感じたかもしれません。
    けれど、スーパーやコンビニには1食用のパッケージで調理済みのものが売ってます。
    1食は魚料理を取り入れるようにすることをすすめます。
    調理済み魚料理の画像調理済み魚料理の画像
  • 野菜をたっぷり使ったおかずを選ぶ
    バランス良く食べるのが理想でしょうが…わたしのおすすめは葉物野菜よりもブロッコリーやピーマンのように緑が濃く歯ごたえのある野菜です。歯ごたえがあることで、食欲を抑えることもできます。
  • 味噌汁や納豆を積極的に摂る
    インスタント味噌汁で問題ないです。汁物があることで、食事の満足感が高まります。
    毎朝飲むようになったわたしは、ランチでドカ食いしなくなりました。

特に発酵食品(味噌や納豆)は、腸内環境を整えて健康に寄与しますよ。
わたしは食生活の乱れから、便秘に苦しんでいました。けれど、朝食を食べるようになり、かなり改善されました。朝食のレギュラーメニューはめかぶ、納豆、キムチ、味噌汁です。

腹八分目と和食中心という基本戦略を踏まえて、続いて食材選びや調理法を紹介します。
自分で料理しない人もメニュー選びのポイントになるので、ぜひ確認してください!

食材選びと調理法の工夫

鍋の野菜

50代男性のメタボ対策における食生活の改善は、腹八分目和食中心という基本戦略を紹介しました。

ここでは、具体的な食材選びや調理法を紹介していきます。

「肉よりも魚」を意識した食生活

体にとっては、肉類も重要なタンパク源です!肉類に含まれる脂質の飽和脂肪酸は体によくないからといって、肉類をまったくとらないようにする必要はありません!
これまで肉類中心の食生活をおくっていたならば、肉類を控えめにして、1日1食はメインディッシュに魚料理を取り入れるようにしてみましょう。

魚は高タンパクで低脂肪、また、オメガ-3脂肪酸が豊富で心血管疾患の予防に役立ちます。特に青魚(サンマやイワシ)は、健康効果が高いです。

魚を簡単に調理する工夫

「調理や後始末が面倒」という理由で魚料理を避けている人が多いかもしれません。

しかし、切り身内臓が取り除かれた状態で売られているものや缶詰などを利用すれば、下ごしらえの手間を省くことができます。また、調理済みでパッケージングされた商品を利用するのもアリです!

最近は、電子レンジで簡単に焼き魚をつくることのできる便利な調理器具も売られています。

また、魚に少量のオリーブ油とハーブ、白ワインなどをふりかけ、フライパンで蒸し焼きにするなど洋風にアレンジすれば、味にも変化がつき、後始末も簡単です。
オリーブ油を使うことで、体によい不飽和脂肪酸をバランスよくとることもできます。

  • 切り身を利用する
  • スーパーなどの鮮魚売り場で下ごしらえをお願いする
  • フライパンや電子レンジを利用する
  • 青魚の缶詰などを利用する

わたしが自分で調理する場合は、切り身を買ってきて、①フライパンで焼く、②ホイル焼きの二択です。
あとは、サバ缶やいわし缶をよく買いますね。

食物繊維が豊富な海藻類やきのこの活用

食物繊維が豊富な海藻類きのこ類は、糖質や脂質を吸収して体外に排出する作用があります。
積極的に取り入れていきたい食材です!

消化に時間がかかる食物繊維から食べ始めることで、糖質や脂質の吸収が穏やかになります。
また、食物繊維は満足感を得ることもでき、食べ過ぎ回避にも繋がります。

海藻類やきのこ類を食べる工夫

海藻類はインスタント味噌汁やカップで販売されているめかぶなどで、簡単に食べることができます。
きのこ類は肉や魚と一緒に焼いたり、蒸したりすることで調理の手間はかかりません。旨味も出て一石二鳥ですw

鍋料理ならば野菜、海藻類、きのこ類を全て摂れるので、おすすめです!

わたしは小さな手鍋で、色々な食材を適当に入れて、市販の麺つゆで味付けしています!
当日の夕飯と翌日の朝食に利用しています。

脂肪の少ない肉を選ぶ

脂肪の少ない肉の部位を選ぶことで、カロリーを抑えた食事が可能です。
同じ重さの牛肉でも、ヒレとバラではヒレのほうがタンパク質は多く脂肪が少ないため、カロリーも低くなります。

ダイエット中のタンパク源として定番の鶏ササミ。鶏ササミは、牛肉や豚肉に比べ鉄分やビタミンB群が少ないので貧血予防を考えるなら牛肉や豚もも肉の方が良いです。

肉を食べるならば、脂身の少ない部位を選ぶか脂身を取り除くことでカロリーダウンさせましょう。

調理法としては、油を使わない蒸し料理や煮込み料理をお勧めします!

メタボと指摘された時は、極端に食事量を減らすのではなく、食材や調理方法の工夫をした方が良いです。
食事や調理方法をアレンジするだけで、満足できる食事をとりつつ、体質改善が期待できます!


例えば、低カロリーの食材を選ぶ肉より魚を多くする海藻類やきのこ類など食物繊維が多く噛み応えがある食材を使うといったことを意識するだけで、カロリーを抑えつつもボリュームのある食事になります。


また、肉類であれば、牛肉・豚肉は脂肪が少ないヒレ肉やモモ肉を選び、鶏肉はささみや胸肉を選ぶのも良いです。
調理方法としては、少量の油で揚げ焼きするとんかつや、鳥皮を除いて薄衣で揚げ焼きする唐揚げなどもカロリーを抑えられますよ!


もっと簡単な方法はないの?そんな忙しい50代男性には冷凍宅配弁当がおすすめ!!
まずは昼か夜の一食を置き換えてみることをすすめます!

冷凍宅配弁当のコラージュ画像を背景に「冷凍宅配弁当・宅食サービスとは?」の文字 50代一人暮らし男性におすすめ!冷凍宅配弁当を利用するメリットと利用前に確認すべきこと

メタボ症状別の食生活改善ポイント

お腹の出具合(メタボ)を気にするスール姿の男性

メタボの診断基準は、ウエスト周囲径(腹囲)が男性なら85㎝、女性なら90㎝以上であり、高値血圧、高血糖、脂質代謝異常のうち2つが当てはまる状態です。
ここではメタボ症状別に食生活の改善ポイントを紹介します。

高血圧に効果的な食事

高血圧を改善するためには、塩分の摂取を減らすことが重要です。

酢やレモンなどの酸味大葉や生姜などの香味野菜を上手に取り入れることで、食事を楽しみながらも減塩に取り組めます!そして、調味料やスープなどには塩分が多いため、汁物の汁を残すことも減塩に効果的です。

また、野菜や果物に含まれるカリウムにはナトリウム排泄作用があります。毎食野菜を1皿以上取るなど、積極的に取り入れたいですね!

実践方法
  • 減塩調味料の使用
  • ハーブやスパイス、酢やレモン、香味野菜での味付け
  • 野菜や果物を積極的に摂取

高血糖を防ぐ食事法

高血糖を防ぐためには、低GI食品を選び、食物繊維を多く含む食材を摂取することが重要です。
全粒穀物や豆類、野菜を取り入れた食事が推奨されます。

また、食後の血糖値を上げないように食べる順番にも注意が必要です。
野菜類から食べ始め、次に肉や魚や大豆製品などのたんぱく質のおかず、最後にご飯などの炭水化物を食べるようにしよう。

炭水化物を食べるタイミングは、野菜を食べ始めてから10分以上経過していることが望ましいです。
野菜類→肉や魚→ご飯の順番で食べると糖質の吸収が緩やかになり、血糖値の急上昇を抑えられるはずです。

実践方法
  • 低GI食品を選ぶ
  • 食物繊維を豊富に含む食材を摂取
  • 食べる順番を意識

中性脂肪を下げるための食事

中性脂肪を下げるためには、脂肪の摂取を控え、代わりにオメガ-3脂肪酸を含む食材を摂ることが有効です。
魚やナッツ類、アボカドなどを意識的に取り入れることで、中性脂肪の改善が期待できます。

魚の脂に含まれるDHAとEPAは不飽和脂肪酸のひとつです。
その不飽和脂肪酸は、血中の中性脂肪値を低下させ、血液をサラサラにするといわれています。
DHAとEPAは青魚に多く含まれているため、サバやイワシなどを取り入れた食事に変えるのがおすすめ。

中性脂肪値が高い人は、食べ過ぎによるカロリーの過剰摂取や甘いもの・脂肪の多い食事になりがちです。
食事量を見直し、ダイエットすることで中性脂肪値の対策が期待できます!

実践方法
  • 青魚を積極的に摂取
  • 揚げ物や高脂肪の食品を控える
  • アボカドをサラダに加える

コレステロール値を改善する食事

コレステロール値を管理するためには、飽和脂肪を減らし、不飽和脂肪を増やすことが重要です。
オリーブオイルや魚油などの健康的な脂肪を取り入れ、全粒穀物や果物で食物繊維を補うと良いでしょう。

内臓脂肪が増えると、中性脂肪が増え、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)は減少する傾向にある。HDLコレステロールが減少すると、動脈硬化を進行させる恐れがあります。

また、悪玉コレステロールと呼ばれるLDLコレステロールには、増えすぎると動脈硬化を進行させる働きがあるため、LDLコレステロール値にも注意が必要です。

実践方法
  • オリーブオイルや魚油を使用
  • 全粒穀物を選ぶ
  • 食物繊維を多く含む食品を摂取

【メタボ対策】食生活改善のまとめ

野菜と果物いろいろ

メタボリックシンドロームの予防・対策には、食事が重要です。
カロリーを控え、バランスの良い食生活にすることが大切です。

肥満傾向にある人は、ダイエットすることが必要になりますが、無理な食事制限は体に負担をかけてしまいます。
食事をとるときは、食物繊維が多い・低カロリーの食材を選び、ゆっくりよく噛み、食べる順番を意識してみてください。

まずは、一食でも今回の記事を参考にした食事に変えてみてください!
わたしもメタボを不安に思う50代男性です。一緒に食生活の改善を進めていきましょう!!

わたしも実践している食事管理

健康維持のための三大要素といえば、食事・睡眠・運動。この中でも、普段から自然に取り入れているのが食事と睡眠です。

まずは日々の食事から改善してみませんか?

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